今の世の中パソコンなしでの仕事って考えられなくなってますが、オフィスワークに焦点を合わせると、パソコン作業の小技をいくつか知っていると疲れません。
第一弾は「コピペ術」。
学術論文のコピペはいけませんが、オフィスワークでは結構コピー&ペーストって使いますよね。
例えば、WEBサイトで気になった文書をコピペ。もちろん出所はしっかり書いてくださいね。
仮にワードに張り付けるとしたら、そのままペーストしてしまうとサイトで使われているフォントやサイズをそのまま貼り付けてしまいますので、後から直すのが面倒。
で、オーソドックスには
[ホーム]⇒[形式を選択して貼り付け]⇒[貼り付ける形式を選択/テキスト]ってやることが多いですよね。
これが数か所程度ならいいんですけど、何十カ所あるいは特定のワードだけ数十個なんて言ったらこの操作をするのにくたびれてきます。
じゃあどうするのか?
私が通常この手の作業をするときは、[テキスト・エディタ]を立ち上げて、コピーしたものを一旦すべてテキスト・エディタに貼り付けます。
そして、必要なところをカット&ペースト(または、コピー&ペースト)でワードやらエクセルやらvisioやらのアプリケーションに貼り付けます。
テキストエディタに貼り付けると、基本的にすべてテキストデータとしてしか認識しませんから、ここからそのままコピペすれば単なるプレーンテキストで貼り付けることになります。
この作業のもう一つの良いところは、
例えばあるリストを順番を変えて貼り付けたいといった場合、テキストエディタからカット&ペーストで移動させると、未処理のモノが残りますので、二重に貼り付けるということもありません。
また、WEBなどにある表組みしたものをエクセルに取り込みたい時
なども結構使えます。
表を選択してコピーし、テキストエディタに貼り付けると、線にあたるところなどに「^」などが入っています。これを「置換」ですべて「空白」に置き換えてしまいます。
処理後ファイル名を決めて保存し、エクセルから拡張子を「テキスト」として開くと、テキストファイルウィザードが立ち上がりますので、手順通りにすると各セルにデータが入ります。完璧には入りませんが、多少修正すればOKですので、土方作業で入力するよりもはるかに楽です。
こんなちょっとした工夫で大量処理するときは大幅に作業が軽減します。
[テキスト・エディタ]は、
無料や安価なものがたくさんあります。本来はプログラミングなどをされる方用何でしょうけど、動きも早いしいいですよ。
有名な「秀丸」や私が使っている「サクラエディタ」など一度使ってみてください。
ちなみに画像等はテキストエディタでは扱えませんからお気をつけて!
秀丸エディタ:http://hide.maruo.co.jp/software/hidemaru810/index.html
サクラエディタ:http://sakura-editor.softonic.jp/
※秀丸エディタは、最近プレーンテキスト以外も使えるようですね。